相続に必要な戸籍謄本などは、直接窓口へ出向かなくても、郵送で入手することが可能です。

委任状を作成し、代理人に任せて入手することもできます。

◎戸籍謄本を郵送してもらう

戸籍謄本は、本籍地でしか入手することができません。

現住所と、本籍地が違う場合は郵送で戸籍謄本を取得するとよいでしょう。

インターネット環境がある方でしたら、本籍地の市町村役場のホームページから、郵送を依頼するための申請書を入手することが出来ます。

また、書式を特に定めていない、市町村役場もあります。

申請書に必要事項を記入し、封筒に、郵便小為替、返信用の宛先を記入し切手を貼った封筒を同封して、郵送すれば、1週間程度で返送されてきます。

申請書には、誰の、何の書類が必要なのか、明確に記入する必要があります。

◎本人確認が必要

個人情報保護の観点から、市町村役場は誰にでも戸籍謄本を発行しません。本人確認が必要となります。

運転免許証のコピーなどを求められる場合がありますので、事前に市町村役場に問い合わせてから郵送してもらうと、スムーズにいくでしょう。

◎代理人に戸籍謄本などを取得してもらう

本人の代わりに代理人に取得してもらうことも可能です。

その場合、「委任状」が必要となります。

各市町村役場で用意された委任状をホームページから取得できるようですが、一般的には様式は自由です。

郵送の時と同様に、事前にお役所に問い合わせてから郵送してもらうと、スムーズにいくでしょう。

当事務所では、遺言書作成や相続手続きで必要な書類も代理取得いたします。

お急ぎの場合、当該市町村役場まで出向いて取得いたします。

お気軽にお問い合わせください。