親(義父・義母)に遺言書を書いて欲しいと思われている方は多くおられます。
 しかし、親に向かって「遺言書を書いて欲しい」とはなかなか言いにくいものです。
 実際に言ったとしても「うちは仲が良いから大丈夫!」「縁起が悪い」「まだ早い」へたをすると「早く死んだ方が良いのか!?」と言われ、怒らせてしまい余計に遺言書を書いてもらえない状況へと追いやられるケースもあります。

何ごともそうですが、アプローチ(手順)が大切です。
遺言書を書いて貰うのもアプローチ(手順)が大切なのです。

まず最初に、親(義父・義母)に遺言を書いてもらうには、あなた自身が遺言・相続の事についてよく知っておく必要があります。遺言書がある場合と、無い場合の相続の流れを知っておく必要があります。

次に、遺言・相続のことを意識して普段から会話の中に織り交ぜる事です。

最後に、ご自身の遺言書を書いてみてください。とても大変な作業である事に気付けるはずです。それでも頑張って書き終えましょう。そして遺言書を書いた事をご両親に伝える事です。すると、ご両親もご自分の相続について気になってくるはずです。
遺言書がハードルが高いとお思いになった方は、エンディングノートを活用してみるのも良い方法だと思います。
当事務所では、エンディングノートの書き方指導も行っております。お気軽にご相談ください。