遺言書は、相続人同士のトラブルを防ぐものでないといけません。

 遺言書を書くには、まず、誰が相続人であるかを確認します。

戸籍なども調べてきちんと確認してください。

再婚している場合などは注意が必要です。

次に、財産なども確認します。

漏れが無いように、財産目録(財産の一覧)を作っておくと良いでしょう。

そして、遺産分割を指定します。

この時、注意したいのは、配分を割合ではなく具体的に定める事です。

どの財産を誰にと言うように具体的に指定しておいた方が、後々のトラブルを避ける事ができます。

また、その分け方の理由を書き添えておくことも重要です。

これは、付言事項(ふげんじこう)と言い、法的には効力は無いのですが、

自分の思いを伝える事で、残された家族が仲違いするのを防ぐ事ができます。